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コラム・筆は一本也
「重大事故にも無頓着」
安倍内閣は3本目の矢である成長戦略に盛り込むエネルギー政策の原案に、原子力規制委員会が安全と認めた原発は「再稼働を進める」と明記した。片や、電力会社の発電部門と送配電部門を切り離す「発送電分離」の電力
「看護師不足と国際化」
世界のどの国も経験したことのない高齢社会を迎えた今の日本。65歳以上の高齢者の占める割合が2010(平成22)年に全人口の23%を超え、日本は超高齢社会(21%以上)に突入した。こうした高齢社会に伴い、医師や看護
「シンボリックな観光地」
原発事故の影響により客足が遠のいてしまった福島県の観光地だが、NHK大河ドラマ「八重の桜」の波及効果と景気の回復基調などもあって、今や高い人気を集めている。以前の小紙コラムでも紹介したが、楽天トラベルが
「円安と観光元年」
折からの円安を受けて、一時は青息吐息状態だった日本の観光業界が息を吹き返している。2011年の東京電力福島原発事故による放射能汚染の風評被害に加え、中国、韓国との領土問題などをめぐるトラブルなどで外国人観
「がれきと浅はかな政治」
  太平洋に面した福島県いわき市の小名浜港埠頭に、いわきの観光のシンボルとも言える環境水族館「アクアマリンふくしま」(ふくしま海洋科学館)が立地する。2011年3月11日の東日本大震災では、津波に襲われ大
「画期的な行政手法を」
日本の総人口が減少に転じ、「人口減社会」に突入したのは2005(平成17)年。その間、日本の子ども(15歳未満)の人口は32年連続で減り続けてきた。全国の子どもの数が1649万人で、前年より15万人減ったと、総務省が
「温度差がある憲法論議」
きょうは憲法記念日。制定から66年を迎えた。大型連休の後半もスタートした。さて、連休といえばポーランドにもゴールデンウイーク(GW)があり、期間の長さは年によって違う。土曜、日曜日を含めると1週間ほどの連
「庶民の味、幸せの味」
大型連休の最中、わが身はまさかの療病生活。若いころからの暴飲暴食がたたり、まさに職業病の感。古希の齢まで大病もせず、ここまで突っ走ってこられたわけだから、これまでの健康に感謝してしばしの休みとしたい。
「内政干渉と外交力」
内政干渉とは、広辞苑によると「一国家または数国家が、他の国の政治、外交などに口出しして、その主権を束縛、侵害すること」とある。日本は歴史的に見てもよほど内政干渉にさらされてきた国なのかもしれない。内政
「自治体の連携を阻むもの」
震災、原発事故以降、人口減少が急速に進む福島県だが、27年後の2040年に本県人口が148万5000人となる推計結果が出た。国立社会保障・人口問題研究所が発表した。少子高齢化に加え、本県はこうした外的要因で人口減
「政治家と問題解決能力」
春の珍事で、真冬に逆戻りしてしまったのか、きのうの日曜日はまさかの“ドカ雪”となってしまった。花見を楽しみにしていた観光客にとってはうらめしい雪だったに違いない。県外などから訪れたツアー客は
「大型連休、そして五月病」
来週の土曜日からは大型連休のゴールデンウイークが始まる。今年は中3日をはさみ前、後半に分けた連休だが、平日の3日間を繰り入れれば10日間の春の長期バカンスとなる。それぞれに計画を練った方、練っている方もい
「都会と地方の温度差」
2011年3月11日の東日本大震災、大津波、そして東京電力福島第一原発事故から約3カ月になろうとしたころ、東京・渋谷で平和を願う女性たちのパフォーマンス「第12回 いま、語り 描き 写し 歌い 舞うとき」と題したイ
「農を告げる種まきウサギ」
初夏を思わせる先週末からの好天で山々の雪も溶けだし、会津地方のサクラも今週末には見ごろとなりそうだ。そうした春の便りの中、「日本さくら名所100選」にも選ばれている会津若松市の鶴ヶ城公園では16日、昨年よ
「明日ありと思う心の仇桜 」
風薫るこれから季節、ツバメが軽快に飛ぶさまは実に気持ちがいい。春の珍事ではないだろうが、北半球の広い範囲で繁殖するツバメの飛来数が全国的に激減しているという。以前は住宅地や田園を飛び回り、まさしく「ツ
「桜の森の満開の下」
坂口安吾の小説に「桜の森の満開の下」という短編がある。その昔、鈴鹿峠に住みついていた山賊が、通りがかりの旅人を殺し、女は気に入れば女房にしていた。周囲はすべて自分の物と思っていた山賊も、桜の森だけは恐
「春眠に冷や水」
あちらこちらでサクラが咲き始めた福島県内だが、太平洋沿岸、県央をそれぞれ南北に貫く浜通り、中通り地方では今が盛りと咲き誇っている。もう一つの地方である会津はこれからが本番を迎える。原発事故と風評被害を
「サザエさんも観光PR」
国民的マンガで知られるサザエさん。そのサザエさん一家が福島県の観光地を訪れた。福島市の花の名所である花見山公園や、下郷町の大内宿、桧枝岐村の歌舞伎などを見物、「うつくしま・ふくしま」の良さをユーモアた
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