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コラム・筆は一本也
「有料救急車」
突拍子な発言で何かと物議を醸す麻生太郎副総理兼財務相。わが国財政が火だるまになっていることに、あれこれと打開策を模索しているご仁だが、今回の発言内容は救急車の有料。軽い傷などに限っての有料化だ。確かに
「良くも悪くも」
上司と言えば、つきものは風刺の川柳だろうか。喜怒哀楽いろいろな川柳がある。なかでも大手生命保険会社の「サラリーマン川柳」には傑作が多い。言い得て妙どころか、的を射たものばかりで、胸のすく思いがする。と
「自然への感謝と覚悟」
火山性地震による立ち入り規制で観光客が激減した神奈川県箱根山一帯だが、その後も火山活動は活発になっているという。気象庁も噴火警戒レベルをレベル1からレベル2に引き上げた。福島県でも火山ガス濃度の基準値
「野口博士千円札の価値」
あす21日は二十四節気の一つ「小満」。陽気が良くなり、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めるころと伝わる。この日は、福島県出身の細菌学者・野口英世博士の命日でもある。生家は観光地の猪苗代湖畔にあ
「感じない専制政治」
立憲主義とは「政府の統治を憲法に基づき行う原理で、政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれていることに依拠するという考え方」(ウィキペディアより)とある。言わずと知れた日本は立憲政治の国である。国の進
「お茶と心身の健康」
お茶好きにとってはたまらない節がやってきた。摘みたての香り豊かな甘みのある新茶を口にすると、つい疲れも吹き飛んでしまう。先日、わが家に埼玉県の茶所に住む知人から日本茶の新茶が送られてきた。買い物の際に
「内地とのかい離」
沖縄には「ヤマトンチュウ」と言う言葉がある。沖縄以外の日本国、いわゆる内地の大和人を指すらしい。東京で下宿生活を送っていた大学生時代、隣の部屋に沖縄の離島出身の学生がいた。打ち解けて酒を酌み交わすよう
「わが道を行く」
事が成就する術は何だろうか。ひたすら努力し、脇目も振らず、わが道を邁進することか。先に見えるのは歓喜と充溢、それに優越感かもしれない。安倍首相は悲願の憲法改正(改悪)へまっしぐらである。その前段にお
「疑いの眼」
風評被害を受ける福島県産の農水産物や加工品だが、県外からの消費者ツアーには折に触れて感謝することが多い。来て、見て、確かめてもらえるから、これほど有効な風評対策の手段はないだろう。ところが、残念なこと
「ハトをめぐる思い」
きょうは「母の日」だが、愛鳥週間の始まりでもある。野鳥は巣作りや外敵から身を守るため森林に生息することが多い。そうしたことからも自然環境のバロメーターとされる。そんな野鳥だが、迷惑なこともある。早朝や
「覚悟の営み」
観光地にとって書き入れ時のゴールデンウイーク(GW)も、相次ぐアクシデントに見舞われ、行楽客や関係者にとってはハプニングの多い連休となったようだ。箱根・大涌谷の温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのが
「菖蒲湯で健全な心身」
65歳以上の高齢者2人に対し、15歳未満の子どもが1人。少子高齢が進む日本の人口減社会がより現実味を帯びてきたようだ。少子化と高齢化が同時に進んで人口が減れば、国の根幹を支える労働力人口は減少し、社会の仕組
「旬ならぬ節外れ」
黄金週間(GW)真っ盛りだが、山菜好きにとっては黄金にも勝る山菜採りの節が到来した。山菜の宝庫となれば、知る人ぞ知るで秘密にしていることがほとんどらしい。そのお目当ての場所へ行くにも、近年は里山がめっき
「何はともあれ一服」
今年のゴールデンウイーク(GW)は全国的に晴天続きのようだ。そのGWもいよいよ本番。福島県内は奥会津地方の一部を除けば華やかなサクラの節も終わり、今度はすがすがしい若葉の季節を迎えた。そんな中で迎えた観光
「何処もパフォーマンス」
東京電力福島第一原発事故の発生から4年が経過し、福島第一原発構内の放射線量は目に見えて低下している。しかし、今後は廃炉作業が本格化し、放射線量の極めて高い原子炉建屋付近などでの作業は確実に増えてくる。
「女性の社会進出」
女子師範学校在学中、良妻賢母教育に反対して同級生とともに授業をボイコットする。後に婦人運動家、政治家となる市川房枝(1893~1981)の若かりしころのエピソードだ。戦前から女性参政権運動を展開し、戦後は女性
「されど視聴率」
テレビの視聴率だが、「たかが視聴率」と言ってしまっては話の余地もないだろうか。視聴率の高低は、一般市民に興味があっても日常生活にはさほど関係のないような話。ところが、業界関係者にとってみれば一喜一憂。
「被災地からの宣言」
福島県南相馬市が原子力に依存しない街づくりに取り組み始めたのは2012年10月。震災・原発事故から約1年半後だった。再生可能エネルギー推進ビジョンを策定し、「省エネルギーの推進」「再生可能エネルギーの積極的
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