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コラム・筆は一本也
「名月に吠える」
十五夜だった昨夜は、月を飽かず眺めていた。秋の夜長にひと際まん丸のお月さん。まさしく「中秋の名月」だった。ススキや団子とともに採れたての芋も供えたことから、「芋名月」とも呼ばれている。その昔、中国から
「暮色の嘆き」
江戸時代に「花・月・菊・雪」とともに五つの風流ともてはやされた虫の声。庶民にとっては身近でささやかな風雅でもあったらしい。虫の音色は当世とは違い、ラジオ、テレビはもちろん、スマホもなかった時代だけにそ
「歴史を繰り返えさせない」
民主党は消費増税という選挙公約違反を犯し、政権政党から転げ落ちた。片や自民党は敵失で政権を奪取、今度は公約になかった集団的自衛権を認める安全保障関連法案を成立させた。消費増税もさることながら、国民の過
「成熟した先の未来」
人口減少に加えて少子高齢化が急速に進む日本だが、あす21日は今や高齢者が4人に1人という「敬老の日」。医療費がどんどん増えていく中で、若い世代の負担増は避けられそうもない。ところが、単身を謳歌する若い世代
「いつかきた道」
春の黄金週間・ゴールデンウィークと言えばほとんどの人が知るところだが、シルバーウィークとなると意外と知らない人が多いのではないだろうか。そのシルバーウィークが始まった。官公庁や週休2日制の企業にとって
「やるせぬ思い」
「どうして、また…。4年前の震災を思い出してしまった」。被災者にとってはまたも津波被害に遭ったような今回の豪雨被害。宮城県の女性はテレビのインタビューでこのように話していた。台風と秋雨前線がもた
「平和な日本晴れ」
夏休み明けごろから続く秋雨。拙宅の前にあるため池では、数日前から大雨による氾濫を防ぐため水が抜かれていた。それにしても記録的な豪雨は関東、東北地方にかけて大きな被害をもたらした。過日の新聞に、物理学者
「男芸者の業」
きょうは「白露」。この間までの猛暑、残暑が噓のように朝夕に涼風を運んできてくれる。同じ涼しさでもこちらは無風。それも冷え冷えするほどに冷気が漂う。無風とは読んで字の如し、風がまったく無いこと。さしずめ
「白秋の誘い」
「時に残月、光冷ややかに、白露は地に滋(しげ)く…」。中島敦の有名な「山月記」の一節だ。唐の時代に、すべてを投げ打って名高い詩人になろうとしたものの、そうなれずに虎になってしまったという男の話で
「帰還への複雑な思い」
新たな物事に興味が移り変わるのは人の性(さが)だろう。4年半が過ぎようとしている東京電力福島第1原発の爆発事故も日を追うごとに風化が進み、もはや国民の最大の関心事は安全保障関連法案の行方か、東京五輪開催
「難民に思えば」
東日本大震災から間もなく4年半になる。その被災地には地震、津波で家族や家を失った人たちの姿があった。「避難所で肩を寄せ合っている親子を見た時、内戦を逃れて、3人の子どもたちと難民キャンプにいた時の自分と
「こんな日本に誰がした」
技術を学ぶコツは何だろうかと考えた時期があった。駆け出し記者として新聞社に勤めていた当時、紙面製作や記事の見出しで悩み、先輩記者から幾つか教わったことを思い出す。大方の先輩からは「人の技を盗め」とも教
「秋に早変わり」
このところ東日本から西日本にかけて、まるで梅雨入りしたような雨の日が続いている。秋の初めに降り続く雨を秋の長雨、秋雨(あきさめ)、あるいは秋霖(しゅうりん)とも呼ぶ。前線や上空の寒気の影響もあるが、処
「話すことの倍聞く」
人の欠点はよく目につくものだが、こうも欠点がはっきりし、目につく人もなかなかいないだろう。女性の社会進出や地位向上を政権の重要課題に掲げる一方、片方では女性議員にヤジを飛ばすなど女性軽視とも受け取られ
「頭を抱える漢字」
「月下氷人」の読みと意味を答えよ。就職試験などによく出題される問題だが、読みは「げっかひょうじん」。さて、意味となると少々戸惑ってしまう。ひと昔前の話だが、ある会社の入社試験で名回答ならぬ、迷回答があ
「予測できぬ地震」
「天災は忘れたころにやってくる」の警句を残したのは、物理学者で随筆家、俳人でもあった寺田寅彦。関東大震災の調査や理化学研究所研究員、東京帝大地震研究所所員としての研究を重ねた一方、夏目漱石の「吾輩は猫
「恩讐を越えられぬ戦い」
明治維新で日本は大きく変わった。武家社会の終わりを告げた歴史の中で埋もれ、汚名を着せられ犠牲となった人も数知れない。147年前の1868(明治元)年の旧暦のきょう、戊辰戦争により会津藩・白虎隊の隊士が飯盛山で
「実るほど頭を垂れる」
あすは暑さが収まる候とされる処暑。二十四節気の一つ処暑は8月23日ごろから15日間を指すが、台風の特異日にもなっている。特異日とは特定の気象現象が起こりやすい日のことだが、その例え通り日本列島には台風15号
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