展示案内

〇常設展示

〈暮らしのうつりかわり〉
昭和40年代から、江戸時代、鎌倉・室町時代、奈良・平安時代、古墳時代、弥生時代、縄文時代、旧石器時代の８つのブースで当時の食卓を中心とした展示を行っています。

〈暮らしをささえた道具たち〉
私たちの祖先が生活をより便利にするために作り出してきたさまざまな道具を、遺跡から出土した遺物とそれをもとに復元された道具を対比させて展示しています。

〈遺跡を掘る〉
遺跡が発見されて、調査され、道路になったり公園として復元されるまでを模型で展示しています。

〈のぞいてみよう福島の遺産〉
収蔵庫の様子がのぞけるようになっています。収蔵されている４万７千箱の資料の一部をごらんになれます。


〇野外展示

〈縄文時代の家〉
磐梯町の法正尻遺跡で見つかった中期末（今から約4,000年前）の住居跡を基にしてつくられています。

〈前方後円墳〉
豪族のお墓を復元したもので、白河市の笊内古墳群で見つかった後期（今から1,400年前）の前方後円墳をモデルにしています。

〈奈良時代の家〉
奈良時代、一般的な農民は、縄文時代から続く竪穴住居に暮らしていました。この住居のモデルは白河市の谷地前Ｃ遺跡で見つかったもので、縄文時代の家と比べると構造にだいぶ違いがあります。

〈奈良時代の米倉〉
奈良時代には、全国に役所が作られ、税金として納められた米が蓄えられる倉庫もつくられるようになりました。

〈平安時代の製鉄炉〉
飛鳥時代から平安時代にかけて、福島県の相馬地方では、盛んに製鉄が行われるようになりました。

〈室町時代の館〉
室町時代の須賀川市の南古館をモデルにして作られています。

〈古代の畑〉
サトイモ・ダイズ・カラムシ・タデアイ・ヒョウタンなどが栽培されています。