常設展示

■生家
英世が過ごした当時と同じ場所にあり、１歳半の時に落ちて火傷を負ってしまった囲炉裏や、上京の際床柱に刻んだ決意文も当時の姿のまま残されています。
■観音堂
母シカは、小さいころか観音経を唱え、遠く離れた中田観音を信仰していました。
記念館開館の際に寄進された観音像です。
■誕生地碑と忍耐の碑
英世が亡くなった翌年の1929（昭和４）年に、地元の翁島村民らの手により磐梯山麓より運ばれ、建立されました。
誕生地碑の下には、メリー夫人から送られた英世の遺髪が納められ、忍耐の碑には、英世自筆の書が刻まれています。
■1階展示室
英世の生涯を、年代順に遺品と写真で紹介しています。
渡米後10年以上帰ることのなかった英世に母シカが送った手紙には、たどたどしい文章ですが、わが子を想う気持ちがこめられています。
■2階展示室
研究業績・家族・趣味など、テーマごとに紹介しています。
新千円札の肖像に選ばれたことを記念して、日本銀行総裁より贈呈された「新千円札二号券」も展示されています。
■研究室と野口博士ロボット
ロックフェラー医学研究所での、英世の研究室を再現しました。
リアルな野口博士ロボットが身振り手振りを交えながら来場者を歓迎します。