志や思想・主義などを固く守り、変えないことを表す四字熟語です。
【志】は、士+心から作られた形声文字です。
士はもと之の形でした。之は行くの意味ですから、心がある方向を目ざして行くことを志といいます。
【操】は、多くの口(神への祈りの文である祝詞を入れる器の形)を木につけ、神に捧げて祈ることをいう
字です。そこから「とる、もつ、あやつる」の意味となりまして、
「みさお(意志をかたく守って変えないこと)」の意味にも用います。
【堅】は、臣(上方を見ている目の形)に又(ユウ:手の形)入れる形で、
瞳を傷つけて視力を失わせることを表しています。臣は、視力を失い、神に仕える者をいいます。
瞳を傷つけられた人の心が張りつめ、体がひきしまってかたくなった状態を土の上に移して、
【堅】はかたい土、「かたい」の意味となりました。
【固】は、囗+古から作られた会意文字です。
古は、口(神への祈りの文である祝詞を入れる器の形)の上に、聖器としての干(たて)を置いて
祈りの効果を長く保たせることをいいいます。
古の外に囗(かこい)の形を加えた固は、祈りの効果を守りかためるので、
「かたい」の意味となりました。
【志】【操】【堅】【固】それぞれの字源解説は白川静博士『常用字解』によります。
類義の四字熟語は
質実剛健(シツジツゴウケン)
剛毅木訥(ゴウキボクトツ)
があります。
1872年(明治5年)の2月21日、日本初の日刊新聞「東京日日新聞」が創刊されたことから、
『日刊新聞創刊の日』とされました。
現在の新聞と似たものとして瓦版(読売とも呼ばれていた)が江戸時代以前から存在してました。
現存する最古の瓦版は1614年〜1615年の「大坂夏の陣」を記事にしたものだそうです。
「新聞」という語が最初に使われたのは中国の唐の時代。地方で起こった出来事を記した「南楚新聞」だったそうです。