ばらばらなものが一つにまとまることを表す四字熟語です。
また、さまざまな人の心が一つにまとまることも表します。
出典は『淮南子:エナンジ』氾論(ハンロン)訓です。
氾論訓といいますのは、世の中の得失を氾(ひろ)く論ずという意味です。
百川異源、而皆歸於海、
百川(ヒャクセン)は源(みなもと)を異(こと)にして、皆(みな)海に歸(キ)し、
百川は源を異にしながらも、やがては皆海に注ぎ込む。
百家殊業、而皆務於治。
百家(ヒャッカ)は業(ギョウ)を殊(こと)にして、皆(みな)治(チ)に務(つと)む。
(このように)百家は説を異にしながら、いずれも皆世を治めることを目的にしている。
王道缺而詩作、
王道缺(か)けて詩(シ)作(おこ)り、
王道が世に行なわれなくなって『詩』がおこり、
周室廢、禮義壞、而春秋作。
周室廢(すた)れ、禮義(レイギ)壞(くず)れて、春秋(シュンジュウ)作(おこ)る。
周室が衰退し礼儀が崩壊すると(それを正すために)『春秋』がおこった。
【百川帰海】は多くの離れ離れになっているものが一つに集まることです。
10年間、オールジャパンで人・金・物の【百川】を莫大に費やして、再生可能エネルギーの実用・実現という【帰海】に至らしめる。
その時点で原発ゼロを即実行。
10年間だけは、覚悟の上で稼働、と私は思います。
【百川帰海】は自然の流れです。