ウィリアム・シェイクスピア(1564年4月26日~1616年4月23日)、イギリスの劇作家、詩人。
エリザベス朝ルネサンス文学の代表者。出生地はイングランド地方ストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、初め俳優、のち座付作者として約37篇の戯曲を創作。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。
日本では「沙翁」と呼ぶこともしばしばある。
『今が最悪の状態、と言える間は、まだ最悪の状態ではない』とシェイクスピアは「リア王」で述べています。
「リア王」は、5幕物で、1604年から1606年頃の作と言われています。
長女(ゴネリル)と次女(リーガン)に国を譲ったのち2人に事実上追い出されたリア王が、末娘(コーディリア)の力を借りて2人と戦うも敗れる。王に従う道化に悲哀を背負わせ、四大悲劇中最も壮大な構成の作品とも言われているようです。