才能の乏しい者も、たえず努力すれば、やがて才能のある者と肩を並べることが出来ると言うことをあらわす四字熟語です。
『荀子』修身篇に出ています。
【読み下し文】 夫(か)の驥(キ)は一日にして千里なるも、駑馬(ドバ)も十駕(ジュウガ)すれば、則(すなは)ち亦(また)之(これ)に及ぶ。
【意訳】 あの駿馬は一日に千里を走ると言われているが、駑馬でも十日間も歩けば、駿馬が一日で行ってしまう千里の道のりを行く事が出来る。
「驥」:一日に千里を走る馬。駿馬。
「駑馬」:鈍くて劣っている馬。
「十駕」:馬の十日の行程。
【駑馬十駕】は修身篇の第八節にでていまして、
学問は現実可能な具体的目標をたて、実現に向けて努力をし、達成できたら更に高い目標を設定して努力を重ねることが大事である。
目標を立てずに、闇雲に千里を駆ける駿馬はどこへも行きつけない。目標がないからである。
目標を立てて、それに向かってコツコツと努力することがいかに大切かを述べています。
それは分かるんだけど。
コツコツと努力か ・・・・・・。 明日からにするか。