『四字熟語』と言うのには相応しくないですが、今年の夏土用は「一の丑」と「二の丑」があるというので【土用丑日】を今日の四字熟語にしてみました。
「土用」と「土曜」が重なったのはたまたまです。
各季節の、お終いの方に次の季節への移行期間として18日ないし19日の『土用』があります。
丑の日は12日ごとに廻ってきますから土用に入って、はやいうちに丑の日が来ますと、もう一度丑の日が廻ってきます。
今年の夏土用は19日間です。
土用の入りが7月19日、土用の明けが8月6日となっています。
19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
戌 亥 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌
1 2 3 4 5 6 7
亥 子 丑 寅 卯 辰 巳
7月22日が「一の丑」、8月 3日が「二の丑」となります。
土用と言いますのは、万物が木・火・土・金・水の五元素から成り立っているという「五行:ゴギョウ」という考え方からきています。
季節を「五行」で説明した時に「土用」が生まれました。
木が春に、火が夏に、金が秋に、水が冬にそれぞれ対応し、季節の変わり目に土用が配置されます。
五行は戦国時代に唱えられた説で、それが今も生きているのです。
参考までに、干支で言いますと平成25年8月3日は
年は癸巳(キシ:みずのとみ)、
月は辛酉(シンユウ:かのととり)、
日は辛丑(シンチュウ:かのとうし)
干支による年・月・日の表記は三千年以上も前から連綿と続いています。
当たり前ですが、途絶えることも無く、間違えることも無くです。
土用が明けますと、次の日は「立秋」となります。
8月7日から、もう秋です。