イワン・セルゲーエヴィチ・ツルゲーネフ(1818年11月9日~1883年9月3日)は、
19世紀ロシアの代表的な小説家の一人。ロシア帝国の貴族。
【疲れた人は、暫し路傍の草に腰をおろして、道行く人を眺めるがよい。人は決してそう遠くは行くまい】が原典にある表記です。インパクトを持たせるために、短縮したようです。
1818年 ロシア中部・オリョールの地主貴族の家庭の次男として生まれました。
1833年(15歳) モスクワ大学教育学部に入学。
1838年~1841年 ベルリン大学で哲学や古典語を学びました。
1843年(25歳) 内務省に職を得るが翌年に辞す。
1852年(34歳) 『猟人日記』
1877年(59歳) 『処女地』
1860年(42歳) 『初恋』
1862年(44歳) 『父と子』19世紀のロシア小説の最高傑作の一つに挙げられています。
1883年(65歳) パリ郊外で歿し、ペテルブルクでは国葬が営まれました。
日本ではいち早く二葉亭四迷によって翻訳・紹介され、特に国木田独歩や田山花袋らの自然主義に大きな影響を与えました。