ジャン=ポール・シャルル・エマール・サルトル(1905年6月21日 - 1980年4月15日)は、フランスの哲学者、小説家、劇作家。内縁の妻はシモーヌ・ド・ボーヴォワール。強度の斜視があり、1973年に右目を失明。
1905年 パリに生まれました。
1924年(19歳)高等師範学校に入学
1928年(23歳)1級教員資格(哲学)試験に落第。
翌年首席で合格しました。
同試験の第2位(哲学)で生涯の伴侶となるシモーヌ・ド・ボーヴォワールと知り合いました。
1929年(24歳)シモーヌ・ド・ボーヴォワールと2年間の契約結婚を結びました。
1931年(26歳)高等中学校の哲学科で教師となりました。
1938年(33歳)小説『嘔吐』を出版して名声を博しました。
1943年(38歳)主著『存在と無』を出版。
1964年(59歳)ノーベル文学賞に選ばれましたが、
「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない」
と言って辞退。
1973年(68歳)激しい発作に襲われ、活動を制限する。また、斜視であった右目からの出血により、
この時期に失明してしまいました。
1980年(75歳)肺水腫により75年の生涯を閉じたときにはおよそ5万人がその死を弔いました。