【強梁(キョウリョウ)なる者はその死を得ず。】と読みまして、強い力にまかせてのさばるような人間は、まともな死に方ができない、という意味です。
出典は『老子』第42章です。
故物或損之而益、
故に、物は或いはこれを損して益し、
つまり物事と言うのは損することもあれば得することも有り、
或益之而損。
或いはこれを益して損す。
得することもあれば損することも有る。
人之所教、我亦教之。
人の教うる所、我も亦(ま)たこれを教えん。
人々が教えることは、私もまた教えよう。
強梁者不得其死。
強梁(きょうりょう)なる者はその死を得ず。
強い力にまかせてのさばるような人間は、まともな死に方ができない。
吾將以爲教父。
吾れ将に以って教えの父と為さんとす。
私もまさにこれを肝に命じて教えの根本にしようと思う。