人の生命の短いか長いかは、時の運のまわり合わせによるものである。人の寿命は人間の力では変えられないことを言った言葉です。
出典は『春秋左氏傳』文公十三年です。
春秋時代、邾(チュ)の國の文公が繹(エキ)という地に都を移そうとして、その吉凶を占った時の話です。
命在養民
命、民を養うに在り
自分の天与の使命は民を養うことである。
死生之短長時也
死生の短長は時なり
自分の寿命の短い長いは時の運に従うもので、いかんともしがたい
民苟利矣、
民、苟(いやし)くも利あらば、
民にとって利というなら、(遷都しよう)
吉莫如之
吉、之に如(し)くは莫(な)し。
それ以上の吉はない。
福島県郡山市出身の俳優西田敏行さんの「お別れの会」が18日、東京都港区の増上寺で開かれました。