【言(ゲン)は心の聲(こえ)なり】と読みまして、言葉はその人の心が声となって現れたものである、という意味です。
言葉を聞けばその人の心を知ることが出来るという喩えでもあります。
http://www.fukushima-net.com/sites/meigen/5544
出典は『法言』問神です。
前漢の揚雄(ヨウユウ:B.C.53~B.C.18)が、「論語」に擬(なぞら)えて、問答形式で儒教思想を説き、
孟子の性善説と荀子の性悪説との調和を試みたものとして、『法言』という思想書をまとめました。
言心聲也
言は心の聲なり
言葉はその人の心が声となって現れたものである
書心画也
書は心の画なり
文字は書く人の心をそのまま写し出すものである。