【三伏(サンプク)の候(コウ)】は、暑い夏の日のことです。暑中見舞いに使われる言葉です。
三伏という言葉は、暦注(レキチュウ)の一種です。
三伏日は陰陽五行説から生まれました。
三伏の時期は新暦でいえば 7月中旬~8月上旬にあたり、夏の勢いが大変盛んで秋の気を伏する(降伏させる)日のことで、これが三度あるところから三伏といいます。
『広辞苑』によりますと、
夏の極暑の期間。
初伏(ショフク)・・・・・夏至以後、三度目の庚(かのえ)の日 今年は 7月15日
中伏(チュウフク)・・・夏至以後、四度目の庚の日 7月25日
末伏(マップク)・・・・立秋以後、最初の庚の日 8月14日
時候の挨拶で、極暑の候をいう。
と記載されています。