土用(ドヨウ)とは、五行に由来する暦の雑節です。7月19日~8月6日が今年の夏土用です。
7月19日を『夏土用入』、8月6日を『夏土用明』と言います。翌日の8月7日が立秋となります。
365日÷5行=73日。春夏秋冬はそれぞれ73日間となります。余った73日を4で割ります。
73日÷4土用=18.25日。0.25を4つ集めて1日にして、18日、18日、18日、19日としまして、
これを、季節の変わり目の土用とします。
令和6年の春夏秋冬と各土用は次のようになります。
春 立春 2月4日
春土用入 4月 16日
春土用明 5月 4日
夏 立夏 5月 5日
夏土用入 7月19日
夏土用明 8月6日
秋 立秋 8月7日
秋土用入 10月20日
秋土用明 11月6日
冬 立冬 11月7日
冬土用入 令和7年1月17日
冬土用明 〃 2月4日
年月日それぞれに干支が割り当てられています。太古の昔から綿綿と続いて今日に至っています。
今年は、夏土用の入りが、「申:さる」の日から始まってますので、「丑:うし」の日が2回あります。
7月24日を「一の丑」、8月5日を「二の丑」と呼んでいます。
7月19日:甲申(きのえさる) 20日:乙酉(きのととり) 21日:丙戌(ひのえいぬ)
22日:丁亥(ひのとい) 23日:戊子(つちのえね) 24日:己丑(つちのとうし)
25日:庚寅(かのえとら) 26日:辛卯 (かのとう) 27日:壬辰(みずのえたつ)
28日:癸巳(みずのとみ) 29日:甲午(きのえうま) 30日:乙未(きのとひつじ)
31日:丙申(ひのえさる)
8月1日:丁酉(ひのととり) 2日:戊戌(つちのえいぬ) 3日:己亥(つちのとい)
4日:庚子(かのえね) 5日:辛丑(かのとうし) 6日:壬寅(みずのえとら)
8月7日:立秋