【玄鳥(つばめ)至(いた)る】と読みまして、七十二候の13候で、4月4日~4月8日を言います。
4月4日は、二十四節気の『清明:4月4日~4月18日』の入り、でもあります。
「玄鳥 (ゲンチョウ)」はツバメの異名で、黒い鳥という意味です。
つばめを表す字は、「燕(エン)」、「鳦(イツ)」、熟語では「乙鳥(イッチョウ)」などがあります。
ツバメが飛来してきたら、本格的な農耕シーズンが始まります。
日本では昔から「ツバメが巣をかけると、その家に幸せが訪れる」という言い伝えがあり、
ツバメは大切に扱われてきました。ツバメは米等の作物につく、害虫を食べてくれる益鳥として親しまれてきたことも関係しているようです。
ツバメは、飛びながらしか餌を獲らないそうです。
そのため翼が大きく、飛行に適した細長い体型になったようです。