ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(1533年2月28日 ~1592年9月13日)は、16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。
現実の人間を洞察し人間の生き方を探求して綴り続けた主著『エセー』は、フランスのみならず、ヨーロッパの各国に影響を与えました。
ミシェル・ド・モンテーニュはフランス王国ペリゴール地方のボルド近郊にあるモンテーニュ城に生まれました。
商業で蓄財した父方の先祖は曽祖父の代にモンテーニュの地を買い取り、貴族となった。
父は政治に熱心でボルドーの市長を務めたこともありました。
ミシェル・ド・モンテーニュは法学を学んだ後、法官になる。
1557年(24歳) ボルドー高等法院に移りました。
1565年(32歳) 結婚。6人の娘が生まれたが、そのうち成人したのは一人でした。
1568年(35歳) 父が死去、モンテーニュ城を相続しました。
1570年(37歳) 法官を辞任して故郷に戻り、
1572年(39歳) 『エセー(随想録)』の執筆を始め、1580年に初版『エセー』を出版。
1581年(48歳)~1585年(52歳) ボルドー市長に選出されました。。
1592年9月13日、ミシェル・ド・モンテーニュは死去、59年の生涯を閉じました。