【石(いし)重し、故(ゆえ)に動かず。】と読みまして、石はどっしりとして重たい、ちょっとやそっとでは動かない、という意味です。
出典は『言志晩録』222条です。
石重
石重し
石は重い
故不動
故に動かず
だから動かない
根深
根深し
大木は根が深い
故不拔
故に拔けず
だから抜けないのである
人当知自重
人は当に自重を知るべし
人もこれと同じように自らを重くし
他によって軽々しく動かされないようにしなければならない。