今日の四字熟語・故事成語
今日の四字熟語・故事成語
No.4470【老にして學を好むは、燭を炳すの明の如し】『説宛』
【老にして學を好むは、燭(ショク)を炳(とも)すの明(メイ)の如し】と読みまして、年老いて学問好きなのは燭をつけた明るさのようで、大変有意義なことであるという意味です。
出典は『説宛』建本です。
少而好學、如日出之陽、
少くして學を好むは、如日出づるの陽の如く、
若くして学問好きなのは、日の出の曙光のようであり、
壯而好學、如日中之光、
壯にして學を好むは、、日中するの光の如く、
壮年で学問好きなのは、真昼のまばゆき光のようであり、
老而好學、如炳燭之明。
老にして學を好むは、燭を炳すの明の如し。
年老いて学問好きなのは、燭をつけた明るさのようである。
八重樫 一 (やえがし・はじめ)
『今週の名言』と『今日の四字熟語・故事成語』を担当させて頂くにあたりまして
【プロフィルと自己紹介】
・1943年3月1日生まれ、北海道大学工学部卒業
・2001年に漢字検定1級合格。以来、
・2014年の検定まで30回合格
・2014年 漢字教育士 資格取得。
白川静記念/東洋文字文化研究所認定
・2019年 論語指導士 資格取得
論語教育普及機構認定
・福島県漢字同好会会長
・NHK文化センター郡山教室「知ってなっとく漢字塾」講師
・福島中央テレビ/ゴジてれChuの「知ってイイ漢字」出演中
・福島民報 『漢字のじかん』コラム連載中
・女性のための生活情報紙「リビング郡山」の
「か・ん・じ(漢字)」コラム連載中
・趣味は、中国古典(論語、史記、諸子百家など)、写真、俳句、純米酒