【百禮(ヒャクレイ)の會、酒に非(あら)ざれば行われず】と読みまして、様々な儀礼の会も酒がなくてはうまくとり行われない、という意味です。『漢書』食貨志下で酒の効用を述べた中の言葉です。
酒者天之美祿、
酒は天の美祿にして、
酒は天からのすばらしい贈り物であり、
帝王所以頤養天下、
帝王の天下を頤養し、
帝王が天下を養い、
享祀祈福、
享祀(キョウシ)して福を祈り、
神を祭って福を祈り
扶衰養疾
衰を扶(たす)け疾(シツ)を養う所以(ゆえん)なり
弱っている者、病気の者を扶養するためのものである。
百禮之會、非酒不行。
百禮の會も、酒に非(あら)ざれば行はれず。
様々な儀礼の会も酒がなくてはうまくとり行われない、