【一日の計は晨(あした)に在(あ)り、一年の計は春に在り】と読みまして、
その日の計画は朝に、その年の計画は春(元旦)に立てるべきである、という意味です。
出典は『通俗編』時序です。
清の時代の学者:翟灝(テキコウ:)の撰による、日用通俗の語彙を分類解説した辞典です。
一年之計在于春、
一年の計は春(元旦)に在り
一日之計在于晨。
一日の計は晨に在り
「晨」は、日+辰(シン:音符号)から作られた形声文字です。意味は「あした。夜明け。早朝」です。
今年は甲辰(コウシン:きのえたつ)です。
十二支の動物が選定された紀元前3世紀半ばの中国の知識人たちは、
『きわめて稀に姿を現わす、龍という尊い生き物がいる』
と信じていたそうです。
本年も宜しくお願いします。