【之(これ)を好(この)む者は、之(これ)を楽(たの)しむ者に如(し)かず。】と読みまして、
何事かを好むということは、楽しむことには及ばない。という意味ですが。
たとえば何かを学ぶとしたとき、好んで学ぶよりは、楽しんで学ぶほうがいい。という意味でしょうか。
出典は『論語』雍也第七です。
子曰、
子日く、
孔子が言いました、
知之者、
之(これ)を知る者は、
知るということだけでは、
不如好之者。
之(これ)を好む者に如(し)かず。
まだこれを愛好することに及ばない。
好之者、
之(これ)を好む者は、
愛好するということは、
不如樂之者。
之(これ)を楽しむ者に如かず。
これを楽しむことには及ばない。
人生を生きるということを知り、生きていくことを好み、生きることを楽しむ。
人生を楽しめる人は幸福である、と思います。