【一杯(イッパイ)、一杯、また一杯】。李白が、山中の花の下で友人と酌み交わしている様子です。
李白の『山中にて幽人と対酌す』の承句です。56歳ころの作といわれています。
兩人對酌山花開、
両人(リョウニン)対酌(タイシャク)して山花(サンカ)開く、
二人 酒をくむ 山中花の下、
一杯一杯復一杯
一杯(いっぱい)一杯また一杯
一杯一杯また一杯
我醉欲眠卿且去
我酔(よ)うて眠らんと欲す 卿(きみ)且(しばら)く去れ
おれは、眠くなった 君、ちょっと帰ってくれ
明朝有意抱琴來
明朝(ミョウチョウ) 意(イ)あらば琴を抱(いだ)いて来たれ。
明朝気が向いたら、琴を持ってきてくれ。
寒い時 熱燗に湯豆腐。最高です。