『禍福(カフク)は淳淳(ジュンジュン)として至(いた)る』 と、読みまして、
禍いと福とは絶え間なくやってくる、という意味です。
出典は『荘子』則陽篇です。
時有終始
時に終始あり、
時間には始めと終りがあり、
世有變化。
世に變化あり。
世間には変化がある。
禍福淳淳至
禍福は淳淳として至り、
禍いと福とは絶え間なくやってきて、
有所拂者
拂(もと)る所の者あれば、
意に逆らう場合もあれば、
而有所宜。
而(ま)た宜(よろ)しき所もあり。
また順調な場合もある。