今日の四字熟語・故事成語
今日の四字熟語・故事成語
No.3992【心は平らなるを要す】『言志晩録』
環境がどうあろうとも、心は常に平安であることが肝要である、という意味です。
佐藤一斎先生『言志晩録』6条にある言葉です。
心要平。
心は平(たい)らなるを要す。
世間がどうあっても心は常に平安であることが肝要である。
平則定
平なれば則ち定まる。
心が平安であれば、自ずと心は安定する。
氣要易
氣は易(イ)なるを要す。
気は安らかであることが肝要である。
易則直
易なれば則ち直し。
気が安らかであれば、何事も真直ぐに行うことができる。
八重樫 一 (やえがし・はじめ)
『今週の名言』と『今日の四字熟語・故事成語』を担当させて頂くにあたりまして
【プロフィルと自己紹介】
・1943年3月1日生まれ、北海道大学工学部卒業
・2001年に漢字検定1級合格。以来、
・2014年の検定まで30回合格
・2014年 漢字教育士 資格取得。
白川静記念/東洋文字文化研究所認定
・2019年 論語指導士 資格取得
論語教育普及機構認定
・福島県漢字同好会会長
・NHK文化センター郡山教室「知ってなっとく漢字塾」講師
・福島中央テレビ/ゴジてれChuの「知ってイイ漢字」出演中
・福島民報 『漢字のじかん』コラム連載中
・女性のための生活情報紙「リビング郡山」の
「か・ん・じ(漢字)」コラム連載中
・趣味は、中国古典(論語、史記、諸子百家など)、写真、俳句、純米酒