ジャン=アンリ・カジミール・ファーブル(1823年12月21日~1915年10月11日)は、
フランスの博物学者、教科書作家、学校教師、詩人として業績を遺しました。
昆虫の行動研究の先駆者であり、研究成果をまとめた『昆虫記』で有名です。
1823年 南仏、サン・レオンに生まれました。
1826年(3歳)経済難により祖父母の元に預けられる。
1830年(7歳)両親と弟との4人で暮らせるようになる。 小学校入学。
1838年(15歳)父親が事業に失敗し一家離散。
1839年(16歳)アヴィニョンに滞在中、師範学校の奨学生入試に首席合格。
1849年(26歳)コルシカ島で中学物理教師になる。生物研究をする決意を抱く。
1855年(32歳)フシダカバチの研究を発表。実験生理学賞を受ける。
1861年(38歳)アカネの根から染料を取る研究に没頭する。
1878年(55歳)『昆虫記』第1巻の発刊。
1879年(56歳)セリニアンに一軒家を買い移り住む。以後昆虫研究に没頭する。
1905年(82歳)『昆虫記』第10巻の発刊。
1915年(91歳)逝去。