知恵のある賢い人は、水が流れるように才知を働かせることが出来るので、水を好むであろうということを表す四字熟語です。
『論語』雍也篇に出ている言葉です。
原文 読み下し文 口語訳
子曰、 子曰く 先生が言われた
知者樂水、 知者は水を楽しみ、 智の人は水を楽しみ、
仁者樂山、 仁者は山を楽しむ 仁の人は山を楽しむ。
知者動、 知者は動き、 智の人は動き、
仁者静、 仁者は静かなり。 仁の人は静かである
知者樂、 知者は楽し 智の人は楽しみ、
仁者壽、 仁者は寿(いのちなが)し。 仁の人は長生きをする。
知者を「賢人」、仁者を「聖人」として考えてみますと分かりやすいのではないでしょうか。
「賢人」と言われることすら、「凡人」には高すぎるレベルです。更に越えて「聖人」のレベルがあるように思います。
賢人コース 知者 → 水 → 動 → 樂
聖人コース 仁者 → 山 → 静 → 寿
先ず「賢人コース」を生涯目標として、
余力があったら「聖人コース」へ挑戦と言うところでしょうか
11月3日は「文化の日」です。
1946年(昭和21年)に【日本国憲法が公布】された記念日です。
半年後の5月3日が施行された日として【憲法記念日】となりました。