広く教養を身につけ、人としての幅を広げ心に余裕を持つ。そうして自分の好きな芸事、スポーツなどに力を入れる、という意味です。出典は『論語』術而篇です。
子曰、
子曰く、
孔子が言いました、
志於道、
道に志し、
人として正しい道を得ようと志を定め、
據於徳、
徳に拠(よ)り、
そして人格を磨きなさい。
依於仁、
仁に依(よ)り、
徳の実践はすべて仁愛の情をより所としなさい。
游於藝。
芸に游ぶ。
その上で自分の好きな芸事、スポーツなどを身につけ悠々と生きる。
これが人生の王道だ、と。