今日の行いは、昨日よりも新しくよくなり、明日の行いは、今日よりも新しく良くなるように修養に心がけるようにしなさい。『大學』傳二章。
会津藩校『日新館』の由来にもなっています。
殷(商ともいう)王朝を創始した湯王の盤(バン:沐浴に使う盥(たらい))に刻まれた銘文です。
湯之盤銘曰、
湯(トウ)の盤の銘に曰く、
湯(トウ)の盤に刻まれた銘文に、
苟日新、
苟(まこと)に日に新たに、
もし本当に一日(身体の垢を洗い流すように、自分の心の汚れを洗い流して)
新たにすれば、
日日新、
日日に新たに、
日に日に新たになり、
又日新。
又日に新たなり、と。
その上さらに(止むことなく)日々に新たにする、と。