人を愛する者は、他人もまたつねにその人を愛する、という意味です。『孟子』離婁(リロウ)章句下
孟子曰く、
孟子がいわれた、
君子の人に異なる所以(ゆえん)は、其の心を存(かえり)みるを以てなり。
君子が普通の人と異なっている理由(わけ)は、その心をたえず反省しているからである。
君子は仁を以て心を存(かえり)み、
君子は仁の心を以て、その心を反省し、
禮を以て心を存みる。
礼の心を以て、その心を反省する。。
仁者は人を愛し、
仁の人は、ひろく人を愛することができ
有禮ある者は人を敬す。
礼を身に付けた人は、他人を敬うことができる。
愛人者人恆愛之、
人を愛する者は、人恒に之を愛し
そして他人を愛する人は、他人からも愛され、
敬人者人恆敬之、
人を敬する者は、人恒に之を敬す。
また他人を敬う人は、他人からも敬われるものだ。