世の中が平和で穏やかに治まっている状態を表す四字熟語です。
【天下泰平】は、中国古典の『礼記:ライキ』の中の「仲尼(チュウジ)燕居(エンキョ)」と言うところに出ています。燕居は、くつろいで休息することです。
仲尼すなはち孔子がお弟子さんの、子張(シチョウ)、子貢(シコウ)、言游(ゲンユウ)と寛(くつろ)いでお話しているときの様子を記録したものです。
言ひて之(これ)を履(ふ)むは禮(れい)なり
言ったことを実行するのが礼
行なひて之を樂(たの)しむは樂(ガク)なり。
実行して喜び楽しむのが楽なのである。
君子此の二者を力(つと)めて、
そして君子はこの二つのために励んで、
以て南面(ナンメン)して立つ。
その結果として得た徳望により、南面して君子の位に立つ。
夫(そ)れ是(これ)を以て【天下泰平】なり。
そうであってこそ、天下が泰平というものだ。
国を治めるリーダーが、『言ったことを実行する』だけで【天下泰平】となるらしいです。
首相是非お願いします。
「2030年代原発ゼロ」をめざしますと言っておきながら、
【右顧左眄】して、結局は実行しないかもしれない。
【天下泰平】未(いま)だ、の感あり。
今日9月21日は、【国際平和デー】だそうです。
1981(昭和56)年、国連総会によって制定され、
2002(平成14)年から、この日は「世界の停戦と非暴力の日」として実施されました。
この日一日は敵対行為を停止するよう全ての国、全ての人々に呼び掛けているようです。
ヒョットして、今日は地球上で何事も起こらない日なのかな。