冬ごもりをしていた、いろいろの虫が穴を啓いて地上へ這い出して来るという時季です。
二十四節季:「啓蟄:ケイチツ」の初候が、【すごもりの虫戸を開く】です。
「啓蟄」は、3月5日~3月19日の期間を言います。
「立春」から「雨水」を経て、3番目にやってきたのが「啓蟄」です。
さらにさらにこの「二十四節気」のそれぞれを5日ずつ細かく分けて気象の移り変わりや動植物の様子を知らせるのが「七十二候(シチジュウニコウ)」と呼ばれているものです。
「啓蟄」も5日づつに分けられまして、
3月5日~9日 【すごもりの虫戸を開く】
3月10日~14日 【桃始めてさく】
3月15日~19日 【菜虫蝶となる】
となっています。