今日、2月4日は、二十四節気の立春(の入り)です。2月4日から18日の15日間を立春と言います。
この15日間を5日づつに分けたのが、七十二候です。
2月4日 から 8日を 東風凍を解く はるかぜこおりをとく
2月9日 から 13日を 黄鶯睍睆(コウオウケンカンす) うぐいすなく
2月14日 から 18日を 魚上氷 うおこおりをいずる
七十二候の第一候が【東風解凍】です。【東風(トウフウ)凍(こおり)を解(と)く】と訓読され、暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が解けだす季節になりました、と言う意味です。
東風は春風のことです。陰陽五行の考え方でいきますと、春は東に結び付けられますので、春風のことを【東風】といいます。
日本では東風を「こち」といいます。なぜ「こち」というか、小学館「日本国語大辞典」によりますと、「こち」の語源は11もあるとか。
そのうちの一つを紹介しますと、コは小さい、チは風のこと、という説がありました。
11も語源があると言うことは、どれも正しくないとも言えそうですね。
2月19日からは「雨水:ウスイ」です。