ウィリアム・メイクピース・サッカレー(1811年7月18日~1863年12月24日)は、イギリスの小説家。
上流階級を痛烈に批判した『虚栄の市』で文名を高め、ディケンズと並びヴィクトリア朝を代表する小説家。
1811年7月18日 インドのカルカッタに生まれました。父はイギリス東インド会社に勤務。
1816年(6歳) インドを離れてイギリスへ帰国。母方の祖母に育てられました。
1829年(18歳) ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに入学しました。(大學は中退)
1835年(24歳) 結婚。
1847年1月~1848年7月 『虚栄の市』が発表されました。
『虚栄の市』は、
19世紀初頭のロンドンを舞台に、富裕層社会に生きる人々を諧謔と諷刺に富んだ文章で
痛烈に批判。作者自身が作中に登場するといった手法がとられています
ナポレオン戦争を背景とした物語の展開で、作者の出世作となりました。
1863年12月24日 『デニス・デゥヴァル』の執筆中に52歳で死去しました。