今日の四字熟語・故事成語
今日の四字熟語・故事成語
No.2637【過(あやま)ちて改めざる、是れを過ちと謂う】
『論語』衞靈公
過ちを犯してその過ちを改めないのが、本当の過ちというのだ、と孔子は言っています。
思いがいたらなく知らず知らずのうちに悪いことをするのを、「過ち」と言います。
これに反して、
故意に理に悖(もと)るのを、「惡」と言います。
厚労省の、統計不正は「惡」です。
子曰、過而不改、是謂過矣、
子曰く、過ちて改めざる、是(こ)れを過ちと謂う。
孔子が言いました、(人は誰でも過ちを犯すものであるが)
過ちを犯してその過ちを改めないのが、本当の過ちというのだ
八重樫 一 (やえがし・はじめ)
『今週の名言』と『今日の四字熟語・故事成語』を担当させて頂くにあたりまして
【プロフィルと自己紹介】
・1943年3月1日生まれ、北海道大学工学部卒業
・2001年に漢字検定1級合格。以来、
・2014年の検定まで30回合格
・2014年 漢字教育士 資格取得。
白川静記念/東洋文字文化研究所認定
・2019年 論語指導士 資格取得
論語教育普及機構認定
・福島県漢字同好会会長
・NHK文化センター郡山教室「知ってなっとく漢字塾」講師
・福島中央テレビ/ゴジてれChuの「知ってイイ漢字」出演中
・福島民報 『漢字のじかん』コラム連載中
・女性のための生活情報紙「リビング郡山」の
「か・ん・じ(漢字)」コラム連載中
・趣味は、中国古典(論語、史記、諸子百家など)、写真、俳句、純米酒