中(あた)っているわけではないが、それほど間違ってはいない。ほぼ正解、という意味で使われますが、実際に作られたときの意味は、少しちがっいましました
康誥曰
康誥(コウコウ)に曰く
書経(ショキョウ)の一篇である康誥に
如保赤子
赤子(セキシ)を保(やす)んずるが如し
(国を治める者が、国民を慈しむのは)赤ちゃんを保育するようなものだ、
心誠求之
心(こころ)誠(まこと)に之を求むれば、
(母親が赤ちゃんを育てる場合)
真心を尽くして(赤ちゃんが何を望んでいるのか知ろうと)求めたならば
雖不中不遠矣
中らずと雖も遠からず
中っているわけではないが、それほど間違ってはいない。
未有學養子
未だ子を養うを学びて、
(大切なのは子を思う親心であって)子育ての方法を学んで、
而后嫁者也。
而(しか)る后(のち)に嫁(カ)する者は有らざるなり。
それから、嫁ぐものなどいない。