マクシム・ゴーリキー(1868年3月28日~1936年6月18日)は、ロシアの作家です。
社会主義リアリズムの手法の創始者であり、社会活動家でもありました。
1868年 家具職人の子として生まれました。
1878年(10歳)母ワルワラを肺結核で亡くして10歳で孤児。
1892年(24歳)『カフカス』紙に最初の短編『マカル・チュドラ』が掲載され、
はじめて筆名としてゴーリキーを名乗りました。
1898年(30歳)短編集『記録と物語』を刊行し、一躍人気作家になりました。
1899年(31歳)散文詩『26と1』、最初の長編物語『フォマ・ゴルデーエフ』を発表。
その名声はアントン・チェーホフやレフ・トルストイと比較されるまでになりました。
1902年(34歳)代表作である『どん底』を発表。
1921年(53歳)結核の療養のためイタリアのソレントに移り住みました。
1934年(66歳)スターリンによる粛清が始まり、ゴーリキーは自宅に軟禁。
1935年(67歳)息子マクシム・ペシコフを亡くし、
1936年(68歳)モスクワで逝去。両者とも毒殺された疑いがあるが、確実なことは分かっていない。