【蟋蟀(キリギリス)戸(と)に在(あ)り】と読まれまして、キリギリスが、戸口で鳴くころ、の季節を表わす言葉です。七十二候の51番目で10月18日~22日をいいます。
キリギリスはコオロギの古名だそうです。
七十二候の51番目で10月18日~22日をいいます。
二十四節気の「霜降:ソウコウ」は、10月8日~10月22日 です。
この中に10月8日~10月12日の 「雁(がん)来(きた)る」初候
10月13日~10月17日の 「菊(きく)花(はな)開(ひら)く」次候
10月18日~10月22日の 【蟋蟀戸に在り】末候
の七十二候の49番目、50番目、51番目が含まれています。
【蟋蟀】はシッシツと音読みされまして今の「こおろぎ」のことをいいます。
平安時代に「こおろぎ」は「キリギリス」と呼ばれていたようです。
それで
【蟋蟀在戸】が【蟋蟀(キリギリス)戸(と)に在(あ)り】と読まれたのではと思います。
「キリギリス」には、別に螽斯(シュウシ)の漢語があてられています。