今日は【秋分の日】です。「春分の日」と共に昼夜の長さがほぼ等しくなる日です。
秋(春)分の日は、1948(昭和23)年に「国民の祝日に関する法律」によって制定されました。
「秋分の日」と「彼岸」の関係は
① 「秋(春)分の日」は太陽が真東から昇り、真西に沈む日なので、「秋(春)分の日」は
西方浄土への道しるべとなると考えられました。
② 仏教の説く「中道」の精神が、昼夜同等の「秋(春)分の日」と通じるものがあると考えられました。
また、農耕との関係で言いますと
③ 春分は種苗の時期、 秋分は収穫の時期にあたることから、春分には豊穣を祈り、秋分には収穫に
感謝して供え物をして、祖先神を敬うということが農耕との関係と考えられました。
このようなことがもとになりまして、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨として「秋(春)分の日」が決められたようです。
「お彼岸にお墓参り」というのは、日本だけの独特の風習のようです。