『イソップ寓話』で知られている、イソップ(紀元前619年 ~ 紀元前564年ごろ)は、『アイソーポス』と呼ばれています。古代ギリシアの寓話作家。奴隷だったと伝えられています。
記録がなく、半ば伝説の人物と言われることもあるようですが、実在したのは確かだそうです。
ヘロドトスの『歴史』に、歴史上の人物として名が出てくるのが、イソップに関する最初の記述です。
元は奴隷でしたが、語りに長けており、解放されて、寓話の語り手として各地を巡ることになりました。
しかし、それを妬まれデルポイの市民に殺されたとされています。
多くの寓話を残したが、現在伝わっている『イソップ寓話』すべてがイソップの創作ではなく、
以前から伝えられていた寓話、後に創作された寓話が『イソップ寓話』としてまとめられたようです。