645(大化元)年の蘇我氏打倒に始まる一連の政治改革を言います。
唐の律令制を基礎にして天皇中心の中央集権国家建設を目指しました。
中大兄皇子、中臣鎌足が中心となってすすめられました。
【大化】は、日本で初めての「元号」と言われています。
日本書紀に
天豊財重日足姫天皇(あめとよたからいかしひたらしのすめらみこと)の四年を改めて
大化元年とす。
と記されています。
天豊財重日足姫天皇は二人目の女性天皇である第35代:皇極(コウギョク)天皇のことです。
皇極四年乙卯(きのとう:6月19日)に皇極天皇から孝徳天皇への譲位が行われたのに伴い、
日本で初めて元号が定められました。
翌年:大化二年、「改新の詔(みことのり)」が発せられました。
それで、6月19日を『元号の日』と定めました。