今日は、『百人一首の日』だそうです。
1235年(文暦2年)、藤原定家の撰による『小倉百人一首』がまとまったことに因んで決められました。
和歌の並び順は、1番から96番までは没年順で、それ以降の歌人は編纂当時、存命であったので
冠位順だそうです。
百人一首の部立て(歌を題目ごとに分類)
春 6首
夏 4首
秋 16首
冬 6首
離別 1首
羇旅 4首
恋 43首
雜 19首
雜秋 1首
恋の歌 43首のうち 人気の10首です。
3 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む 柿本人麻呂
13 つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 陽成院
14 みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに みだれそめにし 我ならなくに 河原左大臣
20 わびぬれば いまはたおなじ 難波なる 身をつくしても あはむとぞ思ふ 元良親王
40 しのぶれど 色に出でにけり 我が恋は 物や思ふと 人の問ふまで 平兼盛
41 恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか 壬生忠見
50 君がため 惜しからざりし いのちさへ 長くもがなと 思ひけるかな 藤原義孝
51 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを 藤原実方朝臣
53 なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる 右大将道綱母
89 玉の緒よ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする 式子内親王