【老人は気衰(おとろ)う】と訓読されます。
老人は元気が衰えるから、お酒を飲んで元気になるがいい。
佐藤一斎先生が『言志録』で仰ってます。
酒之用有二。
酒の用には二つあり。
酒の用い方には二つある。
鬼神有氣無形。故以気之精者聚之。
鬼神(キジン)は気有りて形無し。故に気の精なるものを以て之を聚(あつ)む。
一つは、神様は気があって形のないものであるから、酒を供えてお招きする。
老人気衰。故亦以気之精者養之。
老人は気衰う。故に亦気の精なる者を以て之を養う。
二つは、老人は元気が衰えるから、酒によって元気を養うがよい。
若少壮気盛之人、秖足以致病已。
少壮気盛(さかん)なる人の若ごときは、秪(まさ)に以て病を致すに足(た)るのみ。
元気盛んな若者は、酒を飲むと病気を引き起こすだけだから飲まないがよい。
私のような、年寄りには、有難いお言葉です。
佐藤一斎先生の教です。私は365日 一日も欠かさずまもっています。
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