【群居すること終日】と訓読みされまして、一日中大勢で一緒にいる、という意味です。
『論語』衛霊公篇にある一句です。弟子たちが大勢集まってワイワイしゃべりながら、
一向にまともな話にならないのを孔子が怒ったようです。
子曰、
子曰く
孔子が言いました。
群居終日、言不及義、
群居(グンキョ)して終日(シュウジツ)、言(ゲン)、義(ギ)に及(およ)ばず、
大勢の者が一日中寄り集まって議論しても、核心をついてなく
好行小慧。
好(この)んで小慧(ショウケイ:こざかしいこと)を行う。
(質問が一向に本質に及ばず)枝葉末節に終始している。
難矣哉。
難(かた)いかな。
これじゃ、どうにもならん。