今日は【冬土用の入り】です。
各季節の変わり目に約18日間の土用という期間があります。
この世の中すべて、木(モク)、火(カ)、土(ド)、金(ゴン)、水(スイ)の5つの要素で成り立っているという考え方が『陰陽五行説』です。
季節も『陰陽五行説』によりますと、
春(73日)・夏(73日)・秋(73日)・冬(73日)をそれぞれ木・火・金・水とし、「土(73日)」を4で割りまして各季節の終わりの18日間に当てはめます。
ただし73÷4=18.25となりますので、0.25日を4つ集めて1日にします。ですから18日が3季節に19日が1季節の土用として割り当てられます。
平成29年(2017年)は
冬土用:1月17日~2月3日 (18日)。
立春:2月4日
春土用:4月17日~5月4日 (18日)。
立夏:5月5日
夏土用:7月19日~8月6日 (19日)。
立秋:8月7日
秋土用:10月20日~11月6日 (18日)。
立冬:11月7日
土用は次の季節へ移る前の調整期間といったところでしょうか。
土用の最初の日、1月17日を「冬土用入(いり)」、最後の日、2月3日を「冬土用明(あけ)」といいます。
特に2月3日を『節分』と言います。
翌日の2月4日が『立春』となります。