学識が豊かで、すぐれた考えがあることを言います。
【博学】は、① 広く学ぶということです。『中庸』に学問をする五つの方法が述べられています。
そのうちの一つが【博学】です。他の四つは、審問(シンモン)、慎思(シンシ)、
明弁(メイベン)、篤行(トクコウ)です。
② 学問に広く通じていること。
【卓識】は、優れた見識という意味です。
【卓】は、大きなさじを表す象形文字です。大きいさじですから他のさじよりたくさんの
機能があるということで、「すぐれている」という意味に使われるようになりました。
【博学】を含んだ四字熟語に次のような言葉が、新明解四字熟語辞典に載ってました。
【博学才穎:ハクガクサイエイ】 学識が豊かで、才知に長けていること。
【博学審問:ハクガクシンモン】 広く学んで知識を広め、疑問を起こし問うこと。
【博学多才:ハクガクタサイ】 学識が豊かで、多くの分野の才能に恵まれていること。
【博学多識:ハクガクタシキ】 学識が広く豊かなこと。
【博学篤志:ハクガクトクシ】 広く学んで、熱心に志すこと。
日本人のノーベル賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めますと25人目となるそうです。