【孤立して一意を行なうに在るのみ】、という文章を四字熟語に要約したものです。
独立体制をとって、こうと思い込んだことを実行する、という意味です。
他に迎合せず、公明正大な行いを表す言葉として用いられことが多いようです。
稀に、他人の言うことを無視して、独断専行にはしる意味で使われることもあるそうです。
『史記』酷吏(コクリ)列伝にでている一文です。
公卿相造請禹、
公卿、禹に相造請するも,
大臣たちが趙禹(チョウウ)のところへごきげん伺いに出かけても
禹終不報謝。
禹、終に報謝せず。
趙禹はけっして答礼の訪問をしない。
務絕知友賓客之請、
務めは、在絕知友・賓客の請を絶ち、
友人や食客の依頼を断り
孤立行一意而已
孤立して一意を行なうに在るのみ。
独立体制をとって、こうと思い込んだことを実行することにつとめた。