悪い行いが原因となって、悪い結果が生じるということです。
仏教で「因果応報」の思想に基づく言葉で、「悪因」として十悪があります。
1)殺生(セッショウ) 命を奪うこと
2)偸盗(チュウトウ) 盗みのこと
3)邪淫(ジャイン) 淫らな異性交遊のこと
4)妄語(モウゴ) 嘘をつくこと
5)綺語(キゴ) 奇麗事を言って誤魔化すこと
6)両舌(リョウゼツ) 二枚舌を使うこと
7)悪口(アック) 悪口を言うこと
8)貪欲(トンヨク・ドンヨク) 欲深いこと
9)瞋恚(シンニ) すぐ怒ること
10)邪見(ジャケン) 恨んだり妬んだりすること
十悪それぞれに不を付けた
不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不貪欲、不瞋恚。不邪見、を
十善と言うそうです。